PARTNER CRAFTSMAN パートナー / 職人・事業者
日本全国で質の高いものづくりを代々続けている職人集団があなただけの逸品を手間暇をかけてお作りします。
岩田 康行
株式会社 岩田三宝製作所
尾張仏具
野依 克彦
有限会社ノヨリ
錺金具
有限会社 瑞穂
有限会社 瑞穂
化粧筆・洗顔筆・画筆
辻 諭
224porcelain
肥前吉田焼
勅使川原 隆
江戸幸 勅使川原製作所
銅器
芝崎 竜太
芝崎合金鋳造所
鋳物
二宮 眞一
二宮五郎商店
革加工品
岩清水 弥生
株式会社岩鋳
南部鉄器
中村 圭一
錫光
錫器
山本 博文
有限会社やま平窯元
有田焼
岩田 康行 / 岩田三宝製作所
神道の神事において使われる、神饌を載せるための台、三方。岩田三宝製作所は、江戸中期より樹齢300年前後の貴重な天然木曽檜を材料とした神仏具 三方の製造を営んでいる。
近年では三方の曲げ技術を生かした現代の暮らしに合う様々なアイテムを製作中。神仏具ならではの加工技術を用いたボトルクーラーは、2019年愛知・名古屋外務省会合にて各国代表への記念品として採用。特注品ではリゾートホテルの料理盆や和ブティックのスツール、ハンギングミラーなど多数の実績を持つ。
2021年にはオリジナルのキッチン・インテリアブランド『NUSA』を発表。海外販路も積極的に開拓している。
尾張仏具と名古屋仏壇の職人グループ『the artisan +』としても活動しており、業界の技術(漆、金箔、彫金、彩色など)を合わせた提案も可能。
野依 克彦 / ノヨリ
愛知県の伝統工芸、尾張仏具とともに発展を遂げてきた「錺(かざり)金具」。社寺、仏具、祭礼具等の装飾金具を手作業にて製造する技術を活かし、現代のニーズに合わせた「伝統・和・モダン」を融合したアクセサリーや雑貨類を製作。
CADやNC彫刻機など新しい技術を導入し、鍛金・七宝・高肉彫・象嵌などの技術も学び、常に進化を目指し取り組んでいる。
伝統工芸士の高い技術が生み出す、温かみと優しさのあるデザインが特徴。
有限会社 瑞穂
広島県安芸郡熊野町の伝統工芸品、熊野筆。
瑞穂は180余年にわたり受け継がれた伝統の技法を守りながら、筆の新しい可能性に挑戦する熊野化粧筆メーカー。
化粧筆をはじめ洗顔筆、水彩画用の筆などさまざまなシーンで使われる筆を製作する。中でもメイクブラシは、主力となる製品で、自社ブランド製品も展開。
プロの使い手の高い要求に応えるものづくりにより、国内にとどまらず海外からも高い評価を得ている。
辻 諭 / 224porcelain
佐賀県嬉野市で約400年の歴史を持つ肥前吉田焼(ひぜんよしだやき)。「有田焼」は佐賀県で生産される磁器の総称だが、224porcelainのある嬉野市吉田で生産される磁器は「肥前吉田焼(ひぜんよしだやき)」と言い、約400年の歴史がある。
同市で約170年続く窯元、辻与製陶所の辻諭氏が、ものづくりへの思いを胸に立ち上げたのが磁器ブランド「224porcelain」。
艶やかで淡麗な白磁をはじめ、現代の暮らしに寄り添うさまざまな商品が世に送り出されている。
勅使川原 隆 / 江戸幸 勅使川原製作所
江戸時代から庶民の間で広く使われてきた銅のおろし金は、銅板に鏨(たがね)を一つ一つ手作業で打ち込み、刃を立てて作りあげる。機械による大量生産に押され手仕事で製作する職人は激減し「江戸幸 勅使川原製作所」は、現在東京では唯一の工房となる。
抗菌作用のある銅板に錫を引き、鑽を打ち込み刃を立てていく。
機械製のおろし金は刃が整然と並ぶが、手作業で目立てをしたおろし金は寝かせたときに向こう側が見えないほどびっしりと刃が並ぶ。少しずつ刃をずらすことで満遍なく刃が起きて、おろすものに当たる部分が多くなり、同じ力で倍近い量をおろすことができる逸品。
羽子板型のおろし金は江戸時代から変わらぬ形で、現在も愛されるロングセラー商品である。
芝崎 竜太 / 芝崎合金鋳造所
金属を溶かし、型に流し込んで作られる鋳造技術は、人類の歴史上 もっとも古いとも言われるモノづくり技術である。
神器や仏具などの神聖な道具から、生活日用品やインテリア、大小様々な建設物の重要なパーツ、車両のパーツに至るまで何世紀にも渡る 【文明・工業・産業】の発展に必要不可欠であった鋳造技術は日本各地でそれぞれの進化を遂げた。
1947年創業の芝崎合金鋳造所は、墨田区で代々鋳造文化を守り続け、その技術力はは業界内外の高い評価を得ている。
建築小物・建具、トロフィーの取手、医療器、バックルなどの服飾小物、靴ベラや栓抜きなどのノベルティーグッズ、バイクや車の部品、インテリア雑貨など多種多様な幅広い鋳造製品の製造を行ってきた 東京に現存する貴重な鋳造専門の町工場である。
現在は、特に個人ユーザー向けに、真鍮やアルミを鋳造したインテリア雑貨等の企画製品の製造販売に意欲的に取り組んでいる。
二宮 眞一 / 二宮五郎商店
機械だけでは作り出せない手づくりの味わい、そして革を愛する職人の想いとこだわりが沢山詰まった二宮五郎商店のモノづくりは 多く革愛好家を魅了する。
確かな目利きと慎重に厳選された様々な種類の革生地を扱い、ちょっとした細部に至るまで計算された使い心地や実用性、そして美のあるクラシックなデザインと仕上げを得意とする1946年創業の二宮五郎商店は アメリカシカゴの有名タンナー会社であるホーウィン社にも認められている東京の老舗革工房である。
近年では 美濃和紙と豚革を融合させた素材開発や 折り紙の構造を発想に得た新商品開発など〈日本らしさ〉を表現したものづくりにも日々取り組むなど、常に新しい発想でクリエイティブを追求する姿勢には余念がない。
岩清水 弥生 / 岩鋳
「国の伝統的工芸品」第一号である南部鉄器。 400年を越える南部鉄器の伝統を守り続けながら、現代生活の幅広いニーズに合わせて 人々に愛される日用品を作り続ける南部鉄器の第一人者である岩鋳。
平成になり、それまで誰も試みなかった鉄器にカラー塗装するための着色技術開発によって商品化された急須は、海外で注目され、今日でも世界各国で人気が続く、正に MADE IN JAPANの代表アイテムとなった。
そんな岩鋳の強みは、デザインから製造までの全工程を自社一貫体制で対応できることにある。それぞれの工程毎の秀でた技術を持つ職人達が集まり切磋琢磨してものづくりを行う環境こそが、細部にこだわった高い品質の商品を生み出す源泉となっている。
中村 圭一 / 錫光
錫器の製作技術は、飛鳥・奈良時代に中国から我が国に伝えられ、酒器や茶器は社寺をはじめ、貴族・武士階級に広く愛用されていたといわれる。
長い年月に揉まれながら現代まで絶えずに残った錫細工の伝統技術を活かし、時代とともに移りゆく様々な生活様式に合わせた新商品開発に意欲的に取り組んでいる錫器づくりの工房・錫光。
錫光が創り出す作品は、光り輝く美術品のような完成度ながら、日用品として誰もが気軽に日常で楽しむことができる。錫光のものづくりは全て手仕事で行われ、型作りから始まり、鋳込み、轆轤挽き、ツチメ打ち、漆塗りまで 多岐にわたる。中でも「錫器の轆轤引き」は錫光が最も得意とする技術で、今では継承者が少なく貴重な技法といえる。
錫は保温・保冷性・耐食性に優れた金属であり、お酒を入れると口当たりがまろやかになると言われる不思議な性質を持つことから、酒器が人気アイテムとなっている。
山本 博文 / やま平窯
有田焼の美しさと強さを兼ね揃える極薄1mmの陶器に挑戦した窯元。
卵の殻のような極めて薄く繊細な陶器は〈エッグシェル〉と呼ばれ‘世界一薄い焼き物’として 江戸時代から高い評価を受けていた。
この幻の製陶技法はかつて一度は途絶えた技法であるが、それを原型に2年間におよぶ研究と試行錯誤の末、独自再現することに成功した やま平窯。
現在は 欧米のみならずアジア各国でも人気が高く、また国内外ファンがとても多いシリーズである。
やま平窯の職人たちが作り出す一点一点には 美しいデザインが施されており、使い手に「使いたい」と思わせる使い心地、そして長く使うための強度や機能性にも強いこだわりが見られ、研究と開発を繰り返してきた職人たちの努力を感じることができる。革新的なデザインフォルムに加え、どこか心あたたまる ホッとするような陶器を創り出す、現代の有田焼を代表する新進気鋭の窯元である。
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