IMAGINATION

アルミニウムの可能性を、世界に発信していく

坂本智美
丸信金属工業株式会社

アルミニウムの可能性を、世界に発信していく

坂本智美
丸信金属工業株式会社
栃木県足利市に工場を構える丸信金属工業は、アルミニウム素材を用いた表現の自由度がとても高いユニークなものづくりを行っています。自社ブランド「ALART(アルアート)」では、その技術力や発想力を発信。そして顧客の思いをていねいに汲み取りながら臨むOEMには、定評があります。遠く離れたスイス在住のオーナーシェフ、パトリック・ホナカーさんの依頼を受け開発した、ロゴ入りオリジナルプレートについて伺いました。

豊かで自由な表現力を持つアルミニウムで、あらゆるニーズに応えていく。

丸信金属工業は1947年の創業以来、一貫してアルミ製品、特に家庭用品・空調製品の製造販売を行なってきました。アルミニウムは鉄や銅などと比べると、1886年に製錬法が発明されたまだ歴史の浅い金属。しかし、その用途はめざましい勢いで広がっており、軽量化や環境配慮が求められる時代にあって、今後ますます利用範囲を広げていくことが想定されます。

アルミニウムは軽量であるだけでなく、染色や彫刻、切削、レーザー加工などの加工により、豊かで自由な表現力を持ちます。その可能性を自社ブランド「ALART(アルアート)」では、ご覧いただけます。ALARTでは、花器などのインテリアやアクセサリー、感染症対策向けのツールなど幅広く商品展開。私どもではOEMのご相談も多くいただきますが、クライアントの思いをしっかりうかがいながら、プロとしての視点を持って提案するスタンスで、満足度の高いオリジナル製品の開発提案を心がけています。

オーナーシェフ、パトリック・ホナカーさんからのご依頼を受けて

遠く離れた地からのご依頼でしたので、特にコミュニケーションに配慮して進めました。私たちはクライアントのご要望に合わせて設計からご提案することも可能ですが、今回はホナカーさんのご要望に沿う製品をALARTのラインナップ中からいくつかピックアップし、その製品の形状やサイズなどの情報とともに、色のサンプルをTSUKURIBAを通して送って検討していただきました。プレートにはお店のロゴを入れたいということでしたが、ロゴを入れる位置をホナカーさんが検討しやすいように、ロゴを彫刻したチップを作成。このチップをプレートの図面の上で動かして、位置決めをしていただくようにしました。ホナカーさんとのやりとりでは、通訳や海外へのサンプル発送などTSUKURIBAに取りまとめてもらったので、製品開発に集中して取り組むことができました。

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